今回の更新で宇宙エネルギーの総量は決まっており、超人にそれが偏っていることが宇宙辺境でのエネルギー枯渇及び災害などの原因になっていることが語られましたのでそれについて
マグネットパワーと火事場のクソ力が宇宙に及ぼす影響
これらの能力が超人パワーというか、より根源的なエネルギーを消耗する性質のものなのかという事についてですが、
まずマグネットパワーは消費する側だと考えて間違いなさそうです。
マグネットパワーはサイコマン曰く「この星の超人パワーのようなもの」である他、
タッグトーナメントの決勝でのマグネットパワーと火事場のクソ力の綱引きにおいて「個人の超人パワーで無限に近いエネルギーを持つ地球に勝てるわけがない」という表現が使われており（つまり地球のエネルギーは有限である）、
実際ネプキンがマグネットパワーを使いすぎたせいで天変地異が起こっていますので、水資源や燃料資源のようなものだと例える事ができるのでしょう。使いすぎると星や宇宙に悪影響が生じます。
今回オメガを救うために貸し出された禁断の石臼ですが、濫用は危険。
対して火事場のクソ力がそこらへんに漂っているエネルギーを「集めて」発動するものなのか、何らかの現象によって本当に超人パワーを一時的に「増大」させているのかは現状謎です。
個人的には「増大」かと思っているのですが、ジャスティスマンはテリーマンに関して「宇宙からの憧憬を集めているのが感じられた」と語っていましたので、ひょっとすると力を分け合う形のものなのかもしれないです。
アシュラマンの悪魔腕や六騎士パワー、ウルフマンの五本槍パワーなんかはどちらかというと「パワーを集める」タイプっぽいですよね。
まあこれだと戦争が超友情モード爆縮！とか言ってたの何だったんだよと言う話になって来るので、ウォーズマン理論気味に「増大」させる事も性質的にはできるんでしょうが…。
「超人の大型化」
二世では再生アシュラマンが1000万パワーにしては異様な強さについて「近年では超人の大型化が進み1000万パワーを超える超人など珍しくないのにこの1000万パワーのアシュラマンは強すぎる」という事が言われていました。
まあ二世の話は二世の話なのですが、超人パワーの平均値に世代差がある事は事実であり、
サタンや神による増強や、超人墓場での洗礼によるパワーアップを含まないと考えられるナチュラルな超人達を比較すると、
ゴールドマンら原初の超人は確認されている限り最低がサイコマンの1000万パワー、最高がガンマンの3800万パワー、平均は2000万パワー前後であるのに対し、
現代の下等超人の超人強度は最大でもウォーズマンの100万パワーという低さになっています。
一方で10万年前の古代超人であるマンモスマンは7800万パワーを誇り、古代超人界で最強だったネプチューン・キングも5000万パワーです。（ネプキンは増強がなされている可能性もありますが）
また超人の数についても、原初の時代よりも現在の方が多いと考えられ、同時に原初の時代の超人はカピラリア照射で一度ほぼゼロまで減っていますから、即ち10万年前は超人の数がほぼゼロまで減ってから原初の時代を超えるほどに増える過渡期であったと言えます。
つまり超人の数は現代＞原初の時代≧10万年前と言ったところでしょう。
即ち、これは超人の数が増減した事により、「宇宙エネルギーの総量」という大きさの決まったパイの「一超人当たりの取り分」が増減している事を示しているのではないでしょうか？
もっと言えばオメガの星という「小さい宇宙」で天変地異が起きていたのも復讐目的で（マグネットパワーを使うなどして）主力超人達を大型化させてしまい、オメガの星の乏しい体力が枯渇したからでは。
洗礼で3000万パワークラスの超人を量産してた超人墓場は反省するべきでは？？？
どのくらい超人がいるとまずいのか（神の世に終わりを）
超人が増えるほどにパイの取り分が減り、それでもパイが減っていくっぽいわけですが、
バイコーンやナチュラルなんかが「解決方法」として超人の殲滅を掲げている事や、超人自体が少なかった古代の超人の超人強度が高めであるっぽい事を考えるに、恐らく超人パワーは超人が死ねば解放されてプールに戻るものとも考えられます。
すなわち、超人がエネルギーを占有するのが問題というなら、（宇宙エネルギーの総量が天上を含むものなのか定かではありませんが）9999万パワーの超神を一人倒せば100万パワーの超人100人分の宇宙エネルギーを確保できる（100人のカナディアンマンを養える）のではないでしょうか？
両者共存の道はもはやなしとか言ってますし、このまま返り討ちにして行って全員に死んでもらえば105億パワーが浮き、一旦は問題が解決するんじゃないかなという感じもします。
（アニメでロビンが言ってたみたいに超人が何億人もいる場合は焼け石に水でしょうが…）
